『あのトミー・リー・ジョーンズが「バットマン」に出演する!ファンをびっくりさせた当人は出演動機について 「まず、私自身がバットマンのコミックのファンだった。10セント玉を持って喜んで自転車で買いに行った覚え がある。だから今回、あの頃のようなワクワクした少年の気持ちを取り戻せると思ったし、こういう大作に出演 すると世界中で見てもらえるし、ワーナー・ブラザーズともいい関係を保てるし、お金も入るし、11歳の息子も ぜひやれと言うし。断る理由はなかった」と言う(最初に彼に話を持ちかけた時、何言ってんだコイツ、という顔 をされたとの監督の証言もあり)。彼が演じるのは、左右2つの人格を持つ極悪非道のトゥー・フェイス。
「撮影のはじめの頃はメイクに4時間、取るのに2時間かかった。痛いし、メイク自体は大変だったけど、撮影 そのものはすごく楽しかった。ジム・キャリーはコメディアンであると同時にきちんと演技も出来る人だったの で、こちらがちょっとオーバーに演じてもすぐ対応してくれて私も楽しく演じることができた」
それにしても、ここのところ映画に出まくっている感のあるジョーンズ。 「私はバケーションを取ると本当に疲れてしまう。働くように出来ているんだ」
大真面目な顔で、冗談もまじえながら話す素顔のトミー・リー・ジョーンズの素顔は「逃亡者」のジェラード 警部に一番イメージが近い感じがした。』 |